高大連携事業として第一薬科大学教員における出前授業が行われました。
【3年理系化学選択者】
「医薬品の合成」講師:白谷智宜 准教授、横山さゆり 准教授
反応メカニズムの説明、薬品は構造上ほんの一部が違うだけでもその性質は大きく変わり、商品として販売されるためにはできた化合物や効能についての検証、コストの削減等、いくつもの過程が必要とされている等の話とともに、エステルの合成物として湿布薬で有名なサリチル酸メチルを作成しました。
【3年文系化学探求選択者】
「漢方美容クリームをつくろう」講師:久保山友晴 准教授、高橋義人 准教授
大学学部や就職についての紹介、今回のテーマである漢方医学の歴史、何にでも効く葛根湯の落語話、古いけど新しく今後の展望が期待される漢方の話とともに実際に漢方エキスを使った美白クリームを作りました。
生徒たちはどの講座でも高校ではできないことを体験できて、とても楽しそうでした。第一薬科大学の先生方、今回は貴重な機会をいただきありがとうございました。