合格体験記
平成25年度卒業生(平成26年3月卒業)
 
九州医療センター附属福岡看護助産学校(推薦) 女子
 

私は、高校一年生の初めの頃は、まだ、進路に迷っており、はっきりとした目標を掲げることはできていませんでした。私がはっきりと決めたのは、一年生の三月です。祖父の死に遭遇し、それまでに見た看護師さんの姿に感銘を受けたことと、看護体験がきっかけです。

志望校を選ぶために、様々なところのオープンキャンパスに行き、自分の目で見て考えて決めました。このオープンキャンパスに行くことはとても大切だと思います。なぜならば、その学校の要項に書かれてある特徴と実際に見たときの違いがあるからです。

志望先が決まってからは、その学校についてたくさん調べ、指定校ということで受験資格の条件に合うように努力しました。定期考査は計画を立てて考査に臨み、おろそかにせず、学校行事やクラス役員にも積極的に参加しました。また、健康管理に気をつけ三年間の出席皆勤を目指し、挨拶や言葉遣いなど日頃の態度を意識しながら過ごしました。このようなことを心がけた生活を続け、指定校推薦で受験させていただくことができました。

毎日、面接と小論の練習をしました。面接練習では、受験報告書を参考に質問事項をまとめ、多くの先生方に面接指導をしていただきました。多くの先生方に指導してもらったことで、たくさんの意見や助言を頂くことができ、とても役に立ちました。

また、小論の練習では、テキストで様々な分野の知識を身につけ、先生からのOKが出るまで何度も何度も繰り返し練習しました。時には、自信を無くしたこともありましたが、志望校に対する強い気持ちと多くの人々の支えがあり、乗り越えられました。自分一人の努力だけではなく、指導して下さった先生方や、励まし応援してくれた友達、家族の支えがあったからこそ合格通知を手にすることができたと思います。

私は、希望進路を実現させるために、どんな事があっても自分の信念を最後まで貫き通すことが受験で一番大事だと思います。時には、不安と焦りでいっぱいになるときもあると思います。しかし、絶対に諦めずに自分の力を信じて頑張って下さい。皆さんの進路実現を心より願っています。