合格体験記
平成25年度卒業生(平成26年3月卒業)
 
青山学院大学法学部(推薦) 男子
 

私は当初、推薦入試を受けようとは全く考えていませんでした。当時はただ漠然と、さまざまなものに触れるため東京の大学に行きたいと思っていました。そんなとき私は、田川高校に青山学院大学(以下「青学」)の法学部の指定校推薦枠があることを知りました。青学は東京にある大学であり、また法を学ぶことは法治国家である日本の社会構造を知ることにつながり将来の役に立つのではないかと考え、青学の推薦入試を受けたいと思いました。

しかし、正直なところ私は成績がずば抜けて優れているというわけではありませんでした。先生方に推薦していただける自信は全くありませんでした。そのため私は、推薦は厳しいだろうと半ば諦めつつ、しかし青学に進学したいという確かな気持ちだけを胸に、先生に相談しました。すると、ありがたいことに先生方は私を推薦してくださり、結果晴れて合格することができました。

振り返れば、私の高校生活は部活部活の毎日でした。放課後や休日は部活動ばかりで、帰宅後は予習復習で終わっていました。私は要領のいい方ではないため、勉強や部活をはじめとするいろいろなことを全てこなしていくのは本当に大変でした。しかしその日々が、推薦をいただけたことに結び付いていると思います。私が先生方に推薦していただけたのは、どんなことでもこつこつと日々真面目に取り組んできた成果だと思います。何事にも一所懸命に取り組む人は、誰でもその姿を評価してもらえると思っています。良い行いは、必然的に自分に返ってくるのです。

田川高校には、生徒一人ひとりのことを心から思い支えてくださる先生がたくさんいらっしゃいます。私も、志望理由書や小論文、面接で、多くの先生にお世話になりました。本気で取り組む生徒には、先生方も熱心に応え、リードしてくださいます。日々真面目に過ごすことが、何よりも大切なことなのです。