合格体験記
平成25年度卒業生(平成26年3月卒業)
 
北九州市立大学文学部比較文化学科(前期) 男子
 

みなさんは田川高校を卒業した後、大学進学、専門学校などそれぞれの進路を歩むことになります。私は大学進学をしたのでそのことについて話したいと思います。

私は志望校に合格することができましたが、正直3年間ずっと受験だけに向かっていたわけではありません。1・2年のころは部活ばかりして、3年生の体育大会後に本格的に勉強を始吟ました。受験する私立大は12月に、公立大はセンター後に決めました。学部をずっとスポーツ系に志望していたのに、3年になって変更したりとかなりいい加減なことをしていたかもしれませんが、それでも合格できたのははっきりと理由があります。

それは「効率」がよかったからです。学校の定期考査の前に何十時間も勉強をしたり、徹夜をしたことはありません。だって大変じゃないですか。眠いじゃないですか。その代わり授業をしっかりと聞き、授業の中で重要事項を覚え込みました。出された課題は休み時間にこなし、授業中他の人が当てられたときに自分ならどう答えるか考えていました。大切なのは授業を有効に使うことです。これが毎日できると受験に必要な基礎が身に付き、定期考査の前に焦って勉強することなく、少しの復習で大丈夫です。ぜひ、今日からでも始めましょう。

受験勉強を本格的に始め、勉強量が増えてくるとストレスがたまってきます。そんなときは無理せず、所属していた部活に行ったり、音楽を聞いたりTVを見たり、好きなことをしましょう。受験生だからといってなんでも禁止してしまっては集中も続きません。おすすめは30分勉強です。30分集中、10分好きなことをやります。これだけで集中力を保って勉強を続けられます。

最後に、これから自分の将来、進路を決める際、たくさん悩むことになります。しかしそれでも自分で決めなければなりません。親が大学へ行けと言うから行くのですか?先生が言うことに任せるのですか?みなさんはもう子どもでありません。自分で考え、自分で決め、成功したり失敗したりする喜びを感じてください。人任せではつまらない人になってしまいますよ?1度しかない高校生活、何事にも全力で取り組み、楽しんで、最高の思い出を持ってそれぞれの道へ進んでいってください。頑張るみなさんを心から応援しています。