合格体験記
平成25年度卒業生(平成26年3月卒業)
 

福岡教育大学初等教員養成課程学校臨床教育学選修(推薦)女子

 

私が推薦入試を視野に入れ始めたのは一年生のときで、その時から、とにかく定期考査に力を入れるようにしました。定期考査を大事にすることに比例して進研模試などの成績にも成果がでるようになったと思います。私が勉強面で頑張ったことはそれだけで、そのほかは部活動や行事に全力を尽くした三年間でした。

私が推薦入試で合格できたのは、何事にも頑張る姿勢が三年間で身についていたからだと思っています。推薦入試は決して楽な道ではありません。私の受験した学科の推薦は、志望理由の一分間スピーチ・集団面接・ディスカッションの三つでした。私がこの練習に費やしたのは一ヶ月と短期間でしたが、この三つに加えてセンター試験の勉強もあって毎日睡眠時間は三時間という心身共に大変疲れる期間でした。

その一ケ月を乗り越えられたのは、志望校への気持ちです。オープンキャンパスに行ったり、パンフレットを読み返してモチベーションを上げることが気持ちの持続になりました。もし推薦入試を考えている大学に面接やディスカッションがある場合、新聞の気になる記事を切り貼りして、その記事に対する自分の意見を記録することをおすすめします。時事間題や、その学科の専攻する分野の記事について考えようとすることは本番での受け答え方に繋がるはずです。

それから、何事も早めに行動することだと思います。勉強はもちろん、志望校の入試方法や過去問を詳しく調べることは早めにして下さい。また、受験は団体戦という言葉をよく耳にしますが、本当にその通りです。自分は受験生だと実感するのはクラスや周りの雰囲気にあります。友達と笑って卒業したいなら周りのことを考えながら行動して下さい。

最後に、推薦入試を考えている人は覚悟して下さい。半端な気持ちでは耐えられません。受験は辛いですが、自分を信じて頑張って下さい。皆さんが希望進路を実現できることを祈っています。